変数と演算子
定数
計算の結果などは値が変わるために、その値を格納するには変数を用います。しかし、不変な値を使用する場合は定数というものを用います。定数を用いなくても、逐次その値を明記することも可能です。マジックナンバーと呼ばれるもので、プログラム上に直接数値を記述する方法です。しかし、たとえばレジのようなプログラムの場合で消費税額を計算するために5%を求めるため「価格×0.05」という計算が何度も表れたとします。
そして税制が変わったなどの理由で消費税が10%になると、「0.05」を「0.1」に変更しなくてはいけません。どこで登場するのが定数です。定数「TAX」に「0.05」という定数を設定したとします。そして税制が変わり消費税が10%になったとすると、それを定義している箇所の値を変更するだけで、「TAX」の値が0.05から0.1に変更されるのです。
実際に定数を使用するには「#define」「const宣言」のいずれかを用います。
#define TAX 0.05 // 消費税算出用
const float TAX 0.05; // 消費税算出用
上記はいずれも同じ意味を持っています。
このどちらかを定義しておくことにより、プログラム中に「TAX」が出てくると、それは「0.05」に置き換えられ認識されます。注意する点としては、「#define」を使用する場合は、ハッシュマーク「#」を行頭につける必要があります。これはプリプロセッサコマンドと呼ばれるもので、コンパイル時に該当の文字列を置き換えるのです。
定数には数値だけではなく、文字列なども使用できます。文字の場合は「’(シングルクォーテンション)」、文字列の場合は「”(ダブルクォーテーション)」で囲って定義します。