変数と演算子

宣言

C言語で変数を使用する場合には、その変数がどのようなデータを扱うもので、どのような名前かを示す必要があります。それを宣言と呼び、ブロックの先頭で行ないます。ブロックとは{}で囲まれた範囲を示し、C言語はブロックの集合で成り立っています。関数内で宣言した変数は、関数内でのみ有効となるローカル変数となり、他の関数では使用することが出来ません。

ただし、同名であってもその関数内の別のローカル変数として使用することが出来ます。関数A内のローカル変数cntは、関数B内のローカル変数cntは別物ということになります。

ブロックの外でも変数を宣言することができ、それはグローバル変数として扱われます。グローバル変数は、そのプロジェクト内で有効な変数となり、各関数内で使用することが可能な変数です。グローバル変数totalという変数があるとすると、どの関数で変数totalの値を使用することが可能です。逆に、定義済みのグローバル変数と同じ名前のローカル変数を定義した場合には二重定義となり、コンパイルエラーとなります。

変数の宣言方法は「<変数の型> <変数名>」で、一般的に使われる型には「char」「int」「float」「double」があります。int型は修飾子を伴って「short int」「long int」として使用されることもありますが、一般的にはintを省略して「short」「long」として使用されます。

実際の宣言方法は以下のようになります。

  short day;

  long total;

また、宣言時に初期化を行なうことも出来ます。

  long total = 100000L;

C言語の変数は、宣言した段階では値が不定であるため、初期化を行なうことで安全なコーディングを行なうことが出来ます。